美容室の研修紹介動画撮影

美容室の研修動画の撮影依頼の様子を紹介します。
来週の水曜日に美容室店内でヘアーカットと髪染めの研修をするのでその動画を撮って欲しいと依頼がありました。
撮影のみしてもらえばよくて編集は美容室の人が行うという依頼内容でした。

打ち合わせ

事前の打ち合わせはすでに1週間前なので省略して当日その場で打ち合わせをしながら撮影するという段取りになりました。

当日の段取り

朝9時に美容室に伺い、店内の様子を見ました。部屋の照明だけだと撮影には光量が足りません。美容師さんの手元を照らすような照明。下から照らすような照明がないと顔の表情が明るくなるような動画が撮れないことは分っています。持ち込んだ照明機材をセットします。今回の撮影に限らず、室内での撮影には照明は必須です。良い照明は良い映像になります。良いカメラを使うことも大事ですが、良い照明・適切な照明を使うことはもっと大事です。

ヘアーカットと髪染めの撮影開始

カメラアングルと撮影の仕方は美容室の方の指示によって行います。

今回の撮影の良いところは撮り直しが何回もできることです。依頼者にモニターカメラを常時見てもらい。試し撮影でアングルと内容を確認してもらえます。試し撮りをして確認してOKならば、本番の撮影が開始されます。実際に髪をカットしてしまうと元に戻せないので、さすがに本番は緊張します。

絵コンテなどを作っていないようで。依頼者の研修動画のイメージを聞きながらその場その時で話し合いながら作っていくことになります。「さっきの場面がうまく撮れなかった」「この場面はこう撮って欲しかった」ということは話し合いの中で出てきますが、今回は一日かけての撮影ですのでクライアントと充分に話し合って撮影をすることになります。

慣れてくると、だんだん撮影が手際よくなってきます。クライアントも「このように撮ればこのように映る」ということがわかってくるので。とても作業が楽になってきます。

一日の撮影が終わるころには、コミュニケーションが多かったせいか依頼者と旧知の友のような感じになります。

データ納品の仕方

今回はデータでの納品ですので、SDカードをそのまま編集者にお渡ししました。後ほど。SDカードは郵送で送ってもらいます。今回も使っているカメラは業務用カメラなので。二枚のSDカードが一つのカメラに入ります。同時記録になっているので、二枚とも同じ動画が記録されています。一枚、編集者に渡してももう一枚は手元にあるので安心です。

このような。場面撮影依頼は撮り直しが効くので、安心して落ち着いて撮ることができます。プロ用のカメラで照明をしっかりつけて撮影すれば、綺麗な映像になります。

最近では、一眼レフカメラで撮影するのでもっと綺麗に撮れるので、このような依頼は。撮影する方も楽しいです。